はじめに
今回の中国出張ですが予定していた打ち合わせの日程が変更となり、週末を上海で過ごすこととなりました。と言っても土曜日には仕事があり、休日は日曜のみ。
今回はたった一日ですが上海を楽しめる充実の観光プランを紹介いたします。
（自分で充実ってちょっと恥ずかしいですが。。。）
【目次】
- はじめに
- プランニング（計画）
- 8:00 小籠包/南翔饅頭店
- 9:00 早茶（飲茶）/緑波廊酒楼
- 10:00 観光/豫园商城エリア（昼）
- 12:00 観光/外灘（昼）
- 週末のタクシー事情
- 一人旅お勧め度
- まとめ
- 人気記事
プランニング（計画）
出張中の急な空き時間、効率的にプランニングしたいですよね。一つの事例として私のプランニング（旅行計画）を簡単に紹介させていただきます。
あまり期待させてしまったら、申し訳ありませんが私の旅行計画はとっても簡単。
行きたい所/食べたいお店/やりたい事を出し切ってエリア別にソートして朝、昼、晩とでまとめるだけです。
分や時間単位の計画では無い為、居眠りしながらでも計画が出来ちゃいます。
今回はそんな簡単なプランニングで上海観光を実行してみました。
8:00 小籠包/南翔饅頭店
ホテルでの朝食にも飽きていたのでこの日はホテルで食べず、朝食は食べたいと思う物を食べに朝から出かけました。
お店は上海で最も有名な小籠包の一つ。店舗も観光地：豫園の隣で観光の一つに組み立てるに大変便利です。
お昼には大行列ができ、並ぶことが必須との事でしたがホテルの朝食をパスして朝から訪問。到着すると店先には行列は無く、店内に入れました。
南翔饅頭店では店内で食べる小籠包はお店の2階、3階で食べれます。
朝からやっていたのは2階のみ。3階は2階よりも少しお高いレストランになっているようですがこの日は確認できませんでした。
大切な2階の受付の場所が少しわかりずらかったので写真で紹介します。
南翔饅頭店はフロアによって営業スタイルが異なります。
1階はテイクアウト専門、2階は庶民派レストラン、3階は中級レストランとなっております。
突き当りの階段を上り、2階へ移動。
写真、左奥の店内に入って左側に会計があるのでこちらで注文します。
私が注文したのは蟹味噌入り小籠包/卵スープ/ビール/ショウガです。
気を付けなくてはいけないのが小籠包で有名な「鼎泰豐」はショウガは何も言わなくても小籠包に付いてきますがここ南翔饅頭店では最初に注文しないと出てきません。
小籠包が提供されてからショウガを注文すると小籠包が冷めてしまうので必要な方は忘れずに最初に注文しましょう。
まだオープンして1時間ほどですが店内は人で既にいっぱいです。
庶民派レストラン！という名前にぴったりの雰囲気ですねｗ
正直、卵スープは味が薄くイマイチでしたが小籠包は肉汁いっぱいで間違いない味です。蟹味噌のおかげで濃厚ですが肉肉っぽくなく、すっきりした味わいです。
もちろん朝からビールも進みました。
9:00 早茶（飲茶）/緑波廊酒楼
先ほどのご紹介した「南翔饅頭店」の前にある緑波廊酒楼は各国の迎賓をおもてなしにも使われるほどの有名店。当然ですが店内は高級感にあふれ、こちらも昼には大行列ができる超超有名店。
そしてこれだけの高級有名店で観光地のど真ん中、当然ですがお値段も高いです。
しかしこの「緑波廊酒楼」ですが朝の時間帯だけ、メニューが限られますがお手頃な値段で楽しめることができるんです。
写真に「早茶」と記載が7:00-10:00リーズナブルなお値段で色々と楽しむことができるんです。
ところで早茶ってあまり聞きなれない方もいると思いますが朝の軽食を指します。
店内には4人がけのテーブルもありましたが早茶の時間帯は少人数で訪れるお客が多く既にいっぱいで案内された席は8人掛けくらいの円卓。
中国式といいますか1人ぼっちの観光には少し辛いテーブルでした。
ちなみに私以外にも一人で早茶を楽しみに来ている人もほかにもいたので安心しました。
私が注文したのは特級ウーロン茶/ニラ餃子/ゴマ団子で活気に満ちた上海市内で朝のお茶はとても落ち着ける時間でした。出張の振り返りやブログの下書きなどゆっくりと考える事ができました。
ちなみにお茶は飲み進めるとわんこそば方式でどんどんお湯を継がれてエンドレスに飲み続けられます。
10:00 観光/豫园商城エリア（昼）
とにかく食べるものが美味しい上海。お腹を空かせてランチを楽しめるよう周辺を散歩。
雰囲気がある街並みに食べ物屋さんやお土産屋さんなどの店舗がぎっしり！歩いているだけでも十分に楽しめます。
そしてこのエリアでもっとも有名な観光スポットが「豫园」です。
豫园とは庭園で中に入るには入場料が必要となります。
実は食べる事以外にあまり興味が無かったのですがせっかくなので入ってみました。
正直、自分の好みの観光地では無く、すぐに出てしまいました。
このあたりがツアーでは無く、自分でプランニングした場合の重要なポイントです。楽しい場所には長く滞在し、つまらないと思ったらすぐにパス。
このような観光を分単位でスケジュールしていても意味が無いですよね。スケジュール通りに観光するより自分の好みで旅をすると楽しみが膨らみます。
12:00 観光/外灘（昼）
豫园エリアから徒歩で15分ほどでその街並みが見えてきます。
先ほどの豫园とはまったく異なり、西洋風な建物が目立ち対岸に「Ｔｈｅ上海」の上海タワー（正式名：東方明珠電視塔）も見えます。
写真からも伝わったと思いますが見たという達成感はありましたが感動はイマイチ。
とりあえず、もっと近くで見ようと思った時にフェリーが見えたのでタクシーでは無くフェリーを利用することにしました。
乗り方は簡単でチケットカウンターでチケットを購入し、入り口の回収BOXに入れればOK。改札を抜けると桟橋があるので後はフェリーが到着するのを待つだけです。
この日は日曜日であったためか中国人の観光客も大勢いました。
当然、人も多く船内も人だらけで優雅な船上とは無縁。ここはあまり期待しない方がいいです。
人だらけで動けない中、船内で何とか座れるところを確保。ふと目の前の中国少年が持っている本に目を向けると「三国志」の文字！
実は私、三国志が大好きで現在の中国都市を言われてもピンときませんが三国志時代の地理や武将などで説明してもらえば、完璧に中国大陸を理解できます。
あ~やっぱり中国人も三国志が好きなんだとちょっと感動しました。
あっという間に上海タワーが見えた対岸に到着！
ふとフェリー乗り場に目を向けると檻に囲まれた人の群れが…
バイオハザード感MAX（笑）
週末のタクシー事情
先日、記事で上海の通勤時間にタクシーを利用するのが非常に大変であることをお伝えしましたがご安心ください。週末の上海は簡単にタクシーが捕まりますよ。
一人旅お勧め度
- 小籠包/南翔饅頭店 ★★★★
- 早茶（飲茶）/緑波廊酒楼 ★★★★
- 観光/豫园商城エリア（昼） ★★★★
- 観光/豫园 ★★
- 観光/外灘（昼） ★★★
まとめ
- 観光の計画はざっくりがお勧め
- 人気の観光地は朝がお勧め
- 一人旅は自由気ままで
